アプリマーケティング

日本市場のモバイルアプリエンゲージメントを分析した調査レポート

Isabelle Watson
Content Manager
トピックス

日本でモバイルアプリを効果的にマーケティングするには、日本アプリ市場の特徴的な傾向を理解することが不可欠です。広告投資に対する収益性も高く、日本人のアプリストアでの総消費額は約140億ドルと世界で3番目に大きいマーケットであり、消費者は新しいものやトレンドに敏感です。

マーケティングで大きな成果を得るにはキャンペーンの最適化が重要ですが、市場に進出して有効なモバイルビジネスを構築するには、実に多くのノウハウを必要とします。

弊社はLiftoffと協力して、日本でモバイルアプリのユーザー獲得に必要な傾向と指標を網羅した「日本市場モバイルアプリエンゲージメントレポート」を発表しました。コストとエンゲージメントの詳細なインサイトが、性別、プラットフォーム、時期などに区分したデータ分析にてご覧いただけます。

また、このレポートは1億回のクリック、145万回のインストール、および90億のインプレッションを1年間かけて集約し、そのサンプリングデータを元にまとめました。アプリのサンプルは合計123種類を対象にしています。

ここでは、レポートの内容の一部をご紹介します。

日本の女性はエンゲージメント率が高い

  • 男女別にみると、女性は日本のアプリ市場において大きな牽引役をつとめていると言えます。女性によるアプリのインストール数は男性と比較して2倍以上あり、新規の女性ユーザーの3.44%がアプリ内課金をする一方、男性は2.5%に止まりました。結果として、女性の1インストール当たりのユーザー獲得コストが低くなっていることがわかります。

したがって、女性層をターゲットにするマーケターは、この点にも留意してキャンペーンを実施することが大切です。日本のユーザーは世界で最も忠実なユーザーで、継続率が世界平均と比較して3%以上高いことを考慮すると、ぜひ注目したいポイントです。

1エンゲージメント当たりのコストには、費用をかける価値あり

日本のアプリユーザーにおいて、1エンゲージメント当たりのコストが高いことがわかりました。 CPI、つまりユーザーの1インストールあたりの平均広告コストは5.5ドルであり、弊社のモバイルベンチマークツールで算出された世界平均の2倍でした。1登録あたりのコストは8ドルと、さらに高くなっています。

これらの数値は日本のような成熟したマーケットでは容易に予想できることですが、ここで注目すべき点は、インストールからアクションへの移行の割合が高いことです。つまり、世界の他の地域と比較して、日本人ユーザーがインストール後にエンゲージメントをする確率が非常に高く、課金にも積極的です。したがって、CPIのコストは高いかもしれませんが、投資の価値があると考えられます。このような積極的なユーザーを取り込むことで、大きな利益につながるのではないかと考えられます。

その他の詳細項目については、こちらからレポートをダウンロードしてご確認ください。