iOS14向け Adjustの最新 iOS SDKをリリース

2020年8月19日

Adjustの最新iOS SDKバージョン4.23.0は、iOS14をサポートしています。最新版のSDKにアップデートすることで、クライアントのアトリビューションおよび広告計測のサポートがご利用いただけます。

iOS14の変更点

9月にリリース予定のiOS14では、エンドユーザーは個人データをよりコントロールできるようになります。アプリマーケターにとって最も重要なのは、Appleの広告識別子 (IDFA) の読み取りおよび共有にユーザーのオプトインが必要となる点です。

Adjust iOS SDKバージョン4.23.0の特徴

最新のiOS SDKバージョンは、AppleのiOS14アップデートの重要点をサポートしています。

SKAdNetwork

AdjustのiOS SDKはSKAdNetworkをサポートしており、デフォルトでサポートが有効になっています。つまり、SDKが初期化されると、AdjustはSKAdNetwork経由のアトリビューションを自動的に計測します。この機能は無効にすることもできます。さらに、AdjustはSKAdNetworkのconversion value(コンバージョン値)の動的な更新をサポートしており、この機能は近日中に管理画面でご利用いただけるようになります。

AppTrackingTransparency (ATT)

Adjust SDK ヘルパーを使って、アプリ計測の承認リクエストをユーザーに表示できます。アプリで承認リクエストを表示する適切なタイミングを選択し、ユーザーがオプトインする確率を最大限に高めましょう。

ATTフレームワーク向けのiOS SDK ヘルパーを使えば、AppleのATT APIを実装するための追加の作業をする必要がなくなります。ヘルパーが最初に呼び出される際、iOSのポップアップが表示されます。その後は、ヘルパーが計測の承認状態を毎回取得し、その情報を直接お客様に中継します。

強化されたProbabilistic計測

Adjustはアトリビューションの正確さを95%に高める、probabilistic(確率的)計測に最適なメタデータを採用します。SDKはこのデータポイントを収集し、Adjustのバックエンドに送信して、独自のprobabilistic計測テクノロジーの一環として分析します。

SDKをアップデートする方法

Adjust iOS SDKをすでにアプリにインストールしている場合は、最新バージョンにアップデートするだけで作業は完了します。Githubの開発者向けドキュメントの手順(現在英語のみ)に従ってアップデートを行って下さい。

iOS14への追加サポート

最新版のiOS SDKに加えて、iOS14への移行をサポートするためのさまざまな新機能をAdjustに追加しました。これらの機能の使用を開始するには、ヘルプセンターの「iOSプライバシーフレームワーク」に関する資料をご覧下さい。

関連用語

iOS14のリリースに関連する必須用語の定義をご確認ください。

AppTrackingTransparency

IDFAを使ったAdjustのアトリビューションモデルと同様に、アプリがIDFAを読み取り、共有する前に、クライアントはエンドユーザーの同意を求める必要があります。IDFAがデータを共有することが承認された場合、ユーザーはアプリレベルでプライバシーをコントロールできます。しかし、ユーザーは全てのアプリによるトラッキングをブロックすることもできます。iOS14では、ユーザーデバイスの設定メニューからアプリのトラッキングの承認をコントロールすることができます。

詳細については、Appleの開発者向けページ「ユーザーのプライバシーとデータの使用」をご覧下さい。

SKAdNetwork

このフレームワークは、ユーザーレベルのデータにアクセスすることなくアトリビューションを行うためのメソッドです。Appleのアトリビューションを使用することで、iOSで広告キャンペーンデータを入手し、管理画面に追加のデータが表示されます。SKAdNetworkにアクセスするには、アドネットワークはまずAppleに登録する必要があります。次に開発者は、Appleに登録されたネットワークと新しいフレームワークとの互換性がアプリにあることを確認しなければなりません。

SKAdNetworkの詳細については、Adjustの用語集をご覧下さい。ユーザーのインストールまでのパスの例については、Apple社のSKAdNetworkのページをご覧下さい。

Probabilistic計測

Probabilistic(確率的)計測は、条件付きデバイスのメタデータを確認して、エンゲージメントからのインストールをアトリビュートします。このメソッドはIDFAが収集できない場合に使われます。