2022年9月30日
Datascapeの最新機能でアナリティクスを強化

お客様に貢献するオールインワンの分析ツールとなるべく、AdjustはDatascapeのデータレポート機能や可視化機能の改善・追加に取り組んでいます。以下に、今回の主要アップデートをご案内します。
データテーブルのための高度なソート機能
マーケターは常に多くの業務に追われており、一日を通してデータ主導の重要な意思決定を行うことが求められています。そのためAdjustでは、Datascapeをより使いやすく改善し、アプリのニーズに最適な方法でデータを表示できるよう取り組んでいます。
10月より、レポートで高度なソーティング(並び替え)が使用できる機能が追加されます。データテーブルの表示方法を自由にカスタマイズでき、データの一列を昇順または降順にソートし、その後、他の列の値にソートルールを追加することが可能になります。
チャネルディメンション
一部の広告費用パートナーはキャンペーンデータでネットワーク名を送信しないため、Adjustはネットワークディメンションのデータを表示できません。同様に、特定のパートナーに紐付けられていないトラッカーを使用してキャンペーンを実施している場合、レポートにパートナーディメンションを追加すると「unknown(不明)」としてレポートされます。
レポートから「unknown」ソースをなくし、データを常に明確に保つため、Adjustはチャネルディメンションを導入しました。チャネルは、「パートナーレベル」と「ネットワークレベル」のトラッカーを集計したものです。チャネルディメンションにより、Adjustは既定のロジックを使用して、データがユーザーのレポートに確実に表示され、分析に支障が出ないようにします。
カスタム期間の比較
Adjustでは、データを分析しながら、より柔軟な方法でデータを操作したいというお客様のニーズに取り組んでいます。さまざまなカスタム期間を比較する場合は、特に柔軟性が重要になります。
ユーザーは、データ比較を設定する際に以下のオプションから選択できるようになります。
- 日
- 週
- 月
- 四半期
- 1年間
- カスタムの日付
これにより、今年の1ヶ月と前年の別の月、あるいはアプリの主要なアップデート前の特定の日付とアップデート直後の日付など、好きな期間を比較することができます。柔軟性の高いこの機能を使用すれば、データから必要なインサイトが得られます。
レポートのヒートマップ
レポート内の複数の指標列に対して、カラーヒートマップを適用できるようになりました。レポートには、コホート、不正、収益など、複数の指標が含まれるのが一般的です。ヒートマップを使用することで、選択したディメンションに対する特定の指標の最高値と最低値をひと目で可視化できます。濃い色は高い値を示し、薄い色は低い値を示します。指標列にヒートマップを追加する方法については詳細をご覧ください。