Apple社、Apple Search Ads（ASA）キャンペーンのSKAN追加を発表

Apple社は、4月10日より、Apples Search Ads（現在のApple Ads）がAdAttributionKitに追加されることを発表しました。まずはSKAdNetwork（SKAN）からの対応となり、これによりApple Adsは、サードパーティネットワークと同様のプライバシーを重視したアトリビューションフレームワークにより一層近づく形となります。これまでASA/Apple Adsは独自の確定的アトリビューションメソッドを使用してSKANとは独立して運用されていました。IDFA（広告識別子）に依存しない独自の確定的アトリビューションを使用し、App Tracking Transparency（ATT）の同意の有無にかかわらず、App Storeからアトリビューションを行うことが可能でした。

今後は、2つのアトリビューションメソッドを併用できるようになります。つまり、Apple Adsによって発生したインストールは、SKANフレームワーク内およびAdServicesアトリビューションAPIを経由してレポートされます。SKANバージョン1〜3から、検索結果、検索タブ、Todayタブ、プロダクトページでクリックスルーアトリビューションへの対応が可能になります。AdAttributionKitは後日追加される予定です。

Appleは、アプリ広告アトリビューションの概要ページで次のように説明しています。「AdAttributionKitの普及が進むにつれ、AdAttributionKitにApple Search Adsのキャンペーンを追加して、サードパーティーネットワークのアプリ広告と共に評価したいという要望が多くの開発者から寄せられるようになりました。これに対応すべく、2025年4月10日付けで、SKAdNetworkバージョン1〜3からAdAttributionKitにApple Search Adsを登録します。開発者はどのチャネルがアプリのコンバージョンを促進しているのか、より包括的かつ正確に把握できるようになります」

iOS 14.5がリリースされてから、AdjustはすべてのSKANの変更や新機能に最前線で対応し、マーケターがデータに基づいた意思決定を行い、安心してキャンペーンを最適化できるように支援を続けてきました。Adjustは業界をリードするiOSおよびSKAN計測ソリューションにより、ASA/Apple AdsのSKAdNeworkへの連携を完全にサポートし、お客様がシームレスに利用できるようにいたします。

今後の情報につきましては、随時アップデートをお届けする予定です。詳細については、Adjust担当者までお問い合わせいただくか、デモにお申し込みいただき、Adjustの機能をお試しください。