2019年2月14日

「Adjustマルチタッチ」のご紹介

この度Adjustは、モバイルユーザーのカスタマージャーニー全体を詳細に可視化できる新しいマルチタッチソリューション、「Adjustマルチタッチ」が間もなくリリースされると発表しました。

施策したマーケティングファネルを正しく評価するには、ユーザーがどう商品を認知し、購買につながったかを1つ1つ理解することが重要です。しかし今までは、起点からコンバージョンに至る個別のタッチポイントを正確に検証することができませんでした。

Adjustマルチタッチは、ユーザージャーニー全体をより深く検証し、ネットワークとキャンペーンパフォーマンスのインサイトを提供します。

マルチタッチは、ユーザージャーニーにおけるすべてのクリックやインストール情報を、お客様のデータベースやS3バケットに送信します。この機能によって、ユーザーがコンバージョンに至るまでのすべてのステップを確認できるようになります。

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Adjustマルチタッチの特長

Adjustマルチタッチの特長は以下のとおりです。

  • カスタマージャーニー全体を通じて、ユーザーが広告にどう関わり、どこで価値を生み出したのかを特定することができます。
  • 施策効果(アップリフト)にもっとも貢献したキャンペーンを計測します。
  • ファネルの入口から出口に至るまで、マーケティングの全体像を把握することができます。
  • 利用する媒体の中でコンバージョンに貢献したトレンドを検証し、その相関関係を発見することができます。
  • フィルターがかかっていないローデータを受信することができます。

Adjustマルチタッチは、レポート対象となるタッチポイント数に制限がない唯一のソリューションとなります。つまり、インストールやセッション、イベント、リアトリビューションなどに貢献したすべてのクリックやインプレッションが、管理画面で設定したアトリビューション期間に関わらずレポートとして送信されます。また、API連携パートナー(ソーシャルネットワークなど)からのタッチポイントデータも受け取ることができます。

Adjustマルチタッチの送信対象

Adjustマルチタッチは、Adjustの優れたコールバック構造を活用することで、必要とするすべてのデータを提供することが可能です。ユーザージャーニーに伴うすべての接点(クリックまたはインプレッション)のローデータは、自社のデータベースやS3バケットに直接送信することができます。

Adjustマルチタッチのレポーティングを最大限に効率化するためには、すべてのクリックとインプレッションのローデータを受信することを推奨します。Adjust は、これらの情報を媒体パートナーからお客様に送信することができるだけでなく、新しいアクティビティタイプとしてプレースホルダ {san_click} と {san_impression} (san=Self Attributing Networks) を設けることにより、API連携パートナーからのローデータも提供できるようになります。

データをエンドポイントで受信した後、Adjustが提供するIDを使ってユーザーを識別し、クリックとインプレッションの関連付けを行います。必要なデータにアクセスしてきめ細かな可視化を行い、それをBI システムなどに取り込んで分析することもできます。