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TikTok広告フォーマット:大人気プラットフォームでキャンペーンを成功させる秘策

TikTokは、わずか数年間で世界150ヶ国(39言語)で3番目に大きなSNS(ソーシャルネットワーク)に成長しました。2022年、TikTokの全世界における月間ユーザー数は7億5,500万人に達すると予測されています。この急成長はプラットフォームの主なターゲットであるZ世代によって後押しされたものであり、デジタルマーケターがTikTokの広告キャンペーンに寄せる関心がこれまでにないほど高まっていることは明らかです。そこで今回は、TikTok広告の活用例、その費用、利用可能な広告フォーマットなど、TikTokで広告キャンペーンを開始する前に知っておきたいすべてを解説します。

TikTok広告フォーマット、推奨の長さ、その他ポイント

TikTokは、ショート動画という独自のフォーマットにより、ソーシャルメディアの世界でひときわ大きな存在感を放っています。TikTok広告にはさまざまなタイプがあり、それぞれにベストプラクティスが存在します。では、利用可能な各種広告フォーマットと、そのメリットとデメリット、TikTok広告の活用例を見ていきましょう。

1. インフィード広告

TikTokの標準的な広告フォーマットは、ほとんどの広告主が最もよく使用しているものでしょう。インフィード広告は、ユーザーの「おすすめ」フィード内に埋め込まれます。動画広告は自動再生され、ユーザーはコメント・シェア・フォローすることができます。

推奨の長さ: 15秒 アスペクト比: 9:16、1:1または16:9

メリット: デメリット:
さまざまなキャンペーンに活用可能 ユーザーの注目を引くために他の動画との差別化が必要
コンテンツに自然に溶け込む広告
クリック機能あり
CTAボタンを使用して、ユーザーを任意のページ(外部のランディングページなど)に遷移できる

インフィード広告の活用例

住宅ローン会社のLowerMyBillsは、インフィード広告とTikTok Instant Pageを使用し、住宅ローンの借り換えを考えているユーザーにより広くリーチしました。プラットフォームに自然に溶け込む広告を表示することで、TikTokは、TikTok Instant Pageを使用しなかった同社のプラットフォーム広告に比べてキャンペーンのCPAを20%低下させることに成功しました。

2. TopView(起動画面)広告

TopView広告は、ユーザーがアプリを開くと「おすすめ」フィードに最初に表示されます。ユーザーはいいね・シェア・コメントを始め、動画広告にエンゲージできます。

推奨の長さ: 60秒 アスペクト比: 9:16、1:1または16:9

メリット: デメリット:
他のフォーマットより表示時間が長く、メッセージを伝える時間を確保できる TikTokユーザーがより広告として認識しやすい
没入型体験を提供し、競合コンテンツに注目を奪われにくい
多数のインプレッション数を保証
ブランド認知度向上に効果的

TopView(起動画面)広告の活用例

ゲームスタートアップのSuperplayは、同社の人気タイトル「Dice Dreams」のタイ市場における認知度を向上させるため、ブランド ハッシュタグ キャンペーンを実施しました。2021年10月に3日間にわたり実施したこのキャンペーンで、Superplayは3つのTopViewリザベーション広告を配信しました。TikTokのデータによると、同キャンペーンでは「2億7,000万以上のページ閲覧数、1億3,400万のエンゲージメントを達成し、13万件もの動画が作成され、インプレッション数が132%増加しました」。

3. Brand Takeover(ブランド テイクオーバー)広告

TopView広告と同じく、Brand Takeover広告は、ユーザーがアプリを起動したときに表示される静的または動的なフルスクリーン広告です。ユーザーには、1日あたり1つのBrand Takeover広告が表示されます。

推奨の長さ: 3〜5秒の動画または3秒のGIF画像 アスペクト比: 9:16、1:1または16:9

メリット: デメリット:
インプレッション数の増加 ユーザーは「いいね」やコメントが不可
ユーザーはスキップ不可 より広告として認識しやすい
ブランド認知度向上に効果的

Brand Takeover(ブランドテイクオーバー)広告の活用例

Foodpandaのゲーミファイド ハッシュタグ チャレンジでは、一部のBrand Takeover広告で、チャレンジに参加したクリエイターの動画が広告クリエイティブとして採用されました。TikTokは、「このチャレンジにはユーザーから16万7,000件以上の動画が寄せられ、1億7,900万回以上の動画閲覧数を達成しました」と述べています。

4. ブランド ハッシュタグ チャレンジ

ブランド ハッシュタグ チャレンジは、広告というよりはキャンペーンに近く、TikTokのユーザー生成コンテンツ(UGC)を活用するものです。このチャレンジは、アプリ内3ヶ所(フィード、トレンドページの特集バナー、すべてのUGC動画をまとめたハッシュタグチャレンジのランディングページ)に配置されます。

メリット: デメリット:
インプレッション数の大幅な増加 ユーザーは「いいね」やコメントが不可
ユーザーはスキップ不可 より広告として認識されやすい
ブランド認知度向上に効果的

YouTubeはこのビデオの視聴者に対し、 マーケティング向けCookie の利用許可を求めています。.

ブランド ハッシュタグ チャレンジの活用例

Just Eat Takeaway傘下のオーストラリア発フードデリバリーアプリ、Menulogは、若い年齢層をターゲットにしていることから、ブランド ハッシュタグ チャレンジ(#DeliveryDance)を活用してブランドの認知度を向上させました。TikTokのレポートは次のように記しています。「#DeliveryDance チャレンジは圧倒的な成功を収めました。TopViewの広告配置と公式クリエイターによる動画のおかげで広告想起率が89%向上し、キャンペーンコンテンツで2,890万以上のインプレッション数を達成しました。また、Menulogのブランド連想率はキャンペーン期間を経て35.9%上昇しています。公式クリエイターは200万回以上の動画閲覧数をもたらし、エンゲージメント率は平均19%となりました」

5. Branded Effect(ブランドエフェクト)

Branded Effectでは、ユーザーが自身のコンテンツで使えるスタンプやフィルター、さまざまなエフェクトを作成できます。Branded Effectは個別のキャンペーンとしても、ハッシュタグチャレンジと組み合わせても使用可能です。​​

メリット: デメリット:
ユーザーに人気があり、エンゲージメント向上につながる 勢いをつけるにはインフルエンサーとのコラボが必要な場合も
若い世代に人気
ハッシュタグチャレンジを強化

Branded Effect(ブランドエフェクト)の活用例

Netflixは、ドイツ発の新作ドラマ「トライブス: 明日を拓きし者」のプロモーションにブランド ハッシュタグ チャレンジ(#TribesChallenge)を活用しました。ドラマに登場する4つの部族の中からユーザーが好きなBranded Effectを選び、ハッシュタグをつけてシェアするという内容です。Netflixは、ドイツの人気トップ10のTikTokクリエイターとコラボしてキャンペーンを勢いよく開始。クリエイターたちは、さまざまな衣装や、それぞれの部族をテーマにした背景の使い方を動画で紹介してユーザーの注目を集めました。このキャンペーンは大きな成功をもたらし、動画閲覧数は15億回を突破しています。

効果的なTikTok広告

TikTok広告の作成におけるベストプラクティスは、他のあらゆるプラットフォームで優れたキャンペーンを構築する方法と多くの共通点があります。広告主は、ユーザーの期待に応える魅力的なコンテンツを作成しなければなりません。TikTokでは、ユーザーは自身のTikTok体験に自然に溶け込む、信頼できるコンテンツを求めています。ユーザーの期待に応える動画を作るポイントは以下のとおりです。

  • 音声とキャプションを使用する — TikTokの調査では、パフォーマンス上位の動画の93%が音声を使用しており、TikTokユーザーの73%が音声ありの広告に目を留めることがわかっています。
  • 高解像度のフルスクリーン動画が最も効果的TikTokによると、重要なのは動画の画質とサイズです。解像度の低い、ブレのある動画は使用せず、フルスクリーン広告でユーザーの注意を引く没入型体験を提供しましょう。
  • 動画は縦型で — TikTokは縦型動画に特化したプラットフォームです。横型動画を使用すると、TikTokに慣れていないことがひと目でわかってしまいます。

オーディエンスを見つける:TikTokのターゲティング広告

もちろん、コンテンツを効果的に届けるには適切なオーディエンスにターゲティングする必要があります。ユーザーが求めているのは、自分の関心に合ったパーソナル化された広告です。多くのSNSと同様に、TikTokではカスタムオーディエンスの構築、類似オーディエンスの作成、さらに以下の基準に基づいたユーザーのターゲティングが可能です。

  • 性別
  • 年齢
  • 位置情報
  • 言語
  • 関心事項
  • 行動
  • デバイス情報

TikTokでは、ユーザーは広告設定でパーソナル化された広告の表示ON/OFFを切り替えたり、より関心のあるコンテンツを表示するよう設定を変更したりできます。キャンペーンを計画するときはこの点を念頭に置いておきましょう。

TikTok広告の価格

広告とキャンペーンにはさまざまなタイプがあり、ターゲットのオーディエンスによって競争の度合いが異なるため、「TikTok広告にはどのくらいの費用がかかりますか?」という質問に対してすぐに答えることはできません。しかし、TikTok広告は入札モデルに基づいているため、広告主はキャンペーンとアドグループの1日あたりの予算と生涯予算を調整して費用をコントロールできます。TikTok広告の費用については、以下の下限予算額を参考にしてください(金額は記事公開時のもの)。

キャンペーンレベルの下限予算:

  • 1日あたりの予算:50ドル
  • 生涯予算:50ドル

アドグループレベルの下限予算:

  • 1日あたりの予算:20ドル
  • 生涯予算:1日あたりの予算にキャンペーン予定日数を掛けたもの

TikTok広告の効果を高めるためのヒント

TikTokの消費者支出額は2021年第4四半期に8億2,440万ドルを突破し、2020年同期間の3億8,240万ドルを倍以上上回る結果となりました。この数字からも、TikTokユーザーが課金する傾向が高いことは明らかです。そのため、TikTokユーザーのターゲティングにはしっかりとした戦略が必要になります。戦略を立てる前に、以下の3つのヒントを参考にしてください。

ヒント1:インフィード広告はインストール数増加に効果的

パンデミックによりモバイルユーザーの年齢構造がひときわ変化する中、世界中の若い世代をターゲットとしているアプリにとってTikTokは最適なプラットフォームだと言えます。また、インストール数の増加が目標の場合、TikTok広告フォーマットの中で最も効果的なのはインフィード広告です。インフィード広告には、ユーザーをランディングページに誘導するCTA(行動喚起)リンクを貼れるため、アプリストアへのトラフィックを促すことができます。

ヒント2:インフルエンサーとのコラボレーション

TikTokでは、ユーザーのフィードに表示される内容がアルゴリズムやコンテンツの信頼性に基づいて選ばれるため、インフルエンサーの存在が非常に重要です。特定の分野で強い影響力を持つ「マイクロインフルエンサー」は、平均18%のエンゲージメント率を誇っており、あらゆるレベルのフォロワー数で見たインフルエンサーのTikTokにおけるエンゲージメント率はYouTubeやInstagramよりも高くなっています。

このことから、アプリマーケターはブランドのカテゴリーで人気のインフルエンサーと連携するのが効果的です。たとえば、仮想通貨アプリやフィンテックアプリはティックトッカー(TikTokで動画配信を行う人)とコラボして、金融リテラシー、投資、仮想通貨に関するコンテンツを作成するのがいいでしょう。ファッション、ライフスタイル、ゲームカテゴリーのベストプラクティスは、SNSのインフルエンサーマーケティングについての記事をご覧ください。

ヒント3:モバイル計測パートナーとの連携

ユーザージャーニーとTikTokキャンペーンのパフォーマンスを完全に理解するには、Adjustのようなモバイル計測パートナーと連携する必要があります。昨年、AdjustはTikTok for Business マーケティングパートナープログラムに加入し、TikTokとの連携とキャンペーン最適化が簡素化されました。その結果、TikTokを始めとするあらゆるチャネルとネットワークを横断する全キャンペーンのモニタリング・最適化が1ヶ所で行えるようになりました。ご興味のある方はデモにお申し込みいただき、アプリの成長をサポートするAdjustのソリューションをご体験ください。

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