ブログ Google、「LAT(追跡型広告を制限)」が有効化されたAndroid 広告IDの撤廃を発表

Google、「LAT(追跡型広告を制限)」が有効化されたAndroid 広告IDの撤廃を発表

先日、GoogleはAndroid 12のリリースに伴い、デバイス設定で広告のパーソナライズをオプトアウトしたすべてのAndroidユーザーの広告ID(Android Advertising ID )が「0」の文字列でレポートされることを発表しました。この変更が業界にどんな影響を与えるのでしょうか?

現在のAndroid 広告IDの使われ方

Androidの広告IDは、デバイスごとにリセット可能な一意のIDです。アドネットワークがターゲティング広告やリターゲティング広告を配信するための主な識別子として使用されています。また、メディアパートナーと新規にキャンペーンを開始する際に、広告IDでオーディエンスやサプレッションリストを作成する場合にも使われます。

Androidユーザーが広告のパーソナライズをオプトアウトできるこの設定機能は、2013年から提供されています。オプトアウトしたユーザーの広告IDは、ターゲティング広告やリターゲティング目的に使用することができません。しかし、この広告IDは計測やデータ分析、不正防止などに活用される場合があったため、ID自体の取得が可能でした。Android 12のリリース後は、オプトアウトしたユーザーのAndroid 広告IDは「0」の文字列として送信されます。

今後のアトリビューションと計測の仕組み

Adjustでは、Android 広告IDを確定的アトリビューションの目的で使用してきました。しかし、Android 12のリリース後は、オプトアウトしたAndroidユーザーの広告IDを取得できなくなります。

また、AdjustはこれまでAndroidの広告IDをAdjustの内部システムで保存したことはなく、ユーザーのプライバシーを尊重するため、広告のパーソナライズをオプトアウトしたすべてのユーザーのAndroid 広告IDを、受信時に随時フラグしています。

Adjustは、今後もGoogle 広告チームと緊密に連携することで、Android 12のリリース後もすべての広告インベントリに確定的アトリビューションを提供できるよう取り組んで参ります。

私たちは、Google Playインストールリファラーがこの変更に対処する方法だと考えています。

Google Playインストールリファラーは、Google Playでコンバージョンを確定的にアトリビュートするための、標準的かつ信頼できる方法です。Adjustの確定的アトリビューションは、Android 広告IDに加え、Google Playインストールリファラーを使用することで提供されます。Googleはこのリファラーを、確定的アトリビューションのためのGoogleが承認する公式な方法として発表しました。Adjust SDKはGoogle Playインストールリファラーを何年にもわたって計測およびサポートしています。よって、Adjustをご利用の広告主様は、今回の変更に際して特別な対応をしていただく必要はありません。Adjustのデータによると、Androidにおける過去12ヶ月のオプトアウト率は、平均2%強であることがわかっています。

Android 12は、2021年後半にリリースされる予定です。今後、最新情報を随時お知らせして参ります。

プライバシーに配慮した今回の変更は、エコシステムにとっても歓迎すべき動きだと考えられます。AdjustはGoogleチームと協力し、Android 12のリリース時にすべてのサービスが完全にサポートされるように取り組んで参ります。

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