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「モバイルストリーミングレポート 2021」をリリースしました
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Tiahn Wetzler, Senior Manager, Content & Editorial, Adjust, 2021年2月18日.
モバイルやコネクテッドTV(CTV)などによるストリーミングサービスの利用率はこれまでにないほど増えています。NielsenのオーディエンスインサイトSVP、ピーター・キャシングリス(Peter Katsingris)氏は、オンデマンドプラットフォームおよびサービスの激増は「過去半世紀において最も重大なメディア革命」だと述べています。
ブランドにとって、モバイルストリーミングやOTT(Over The Top)メディアは可能性にあふれた新しい広告エコシステムです。ユーザー行動の大きなシフトにマーケターが適応するのをサポートするため、Adjustは最新「モバイルストリーミングレポート 2021」をリリースしました。モバイルストリーミングの頻度やテレビからCTVへの移行など、米国や中国をはじめとする8つの主要市場での消費者調査で得られた豊富なデータに基づき、競争の激しいOTT分野でマーケティングを成功させるためのヒントおよび対策をお届けしています。
本レポートの主要点
大半のユーザーは少なくとも1日1回以上モバイルでストリーミングをしている
世界中の全世代の消費者が頻繁にモバイルでストリーミングをしています。調査対象国の中で利用率が最も高かったのが中国(93.8%)で、ユーザーは少なくとも1週間に1回ストリーミングをしていることが分かりました。一方で米国は69.4%、日本は57.2%、英国は45.7%に留まりました。世代別で見ると、ストリーミングを最も利用しているのはZ世代で、セッション1回あたり平均90分となりましたが、全世代において1回あたり少なくとも1時間はストリーミングに費やしているという結果になりました。
ユーザーはストリーミングサービスへの支出に積極的
従来のケーブルテレビ契約を解約し、ストリーミングのサブスクリプションに乗り換えるユーザーが増加する中、ストリーミングやオンデマンド エンターテイメント サービスには多額の予算が投入されています。国別に見て最も支出が多いのが韓国(月あたり42.68米ドル)で、米国の33.58ドル、日本の32.41ドルを上回りました。最も多くの金額を使っているのはミレニアル世代とZ世代ですが、55歳以上の世代でもストリーミングサービスへの支出に積極的なユーザーが増えています。The Trade Deskの調査では、米国の世帯の約27%が2021年末までにケーブルテレビ契約を解約する予定だと答えています。これは、2020年の解約率の倍近くにあたります。
テレビの世界を変えるCTV
さらにAdjustの調査は、コネクテッドTV(CTV)の台頭により、2台目のデバイスで視聴する習慣が世界でどう広がったかに焦点を当てました。平均して、全回答者の76%以上がテレビ視聴中にスマートフォンを使用しています。
2台目のデバイスで視聴するというトレンドは、まったく新しい、インタラクティブなブランド体験を提供します。広告主はテレビ広告で行動喚起を促し、QRコードを使ってアプリをダウンロードするなどのアクションをユーザーにモバイルでしてもらえるようになります。
調査の結果、モバイルストリーミングは単に新たなテレビモデルではないことがわかりました。この新しい可能性を理解し、成果を正確に判断するには、新しい視点と新しいデータを必要とします。消費者はどのように、どのタイミングでストリーミングをしているか、あるいは、どのチャネルが最も大きな価値をもたらしマーケティングに影響を与えているかなどを理解することで、顧客生涯価値(LTV)の高い大規模なユーザーベースを構築できる可能性が大きく広がります。
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