モバイルアプリ収益化|App monetization

用語集 モバイルアプリ収益化|App monetization

モバイルアプリ収益化の定義

アプリの収益化とは、アプリ開発者やパブリッシャーがアプリのユーザー層から持続的に収益を上げるための手段であり、簡単にいうと、アプリがどのように収益を生み出すかということです。

アプリ収益化のモデル

アプリの収益化にはさまざまなモデルがあり、それぞれユーザープライバシー、ユーザー体験(UX)、開発者にかかる費用の面で異なります。選択した収益化モデルは、UX、アプリのレイアウト、機能などに影響を与えるため、アプリ開発者がアプリを構築する際にこれを念頭に置いておかなければなりません。

多くのアプリ開発者は、以下のようなアプリ収益モデルを組み合わせて活用することでマーケティングを成功させています。

  • 有料アプリ

プレミアムモデルとも呼ばれる有料ダウンロードモデルでは、ユーザーはお金を払ってアプリをダウンロードします。以前は他のモデルの開発に必要な技術がまだなかったため、このモデルはアプリ開発者に最も選ばれているモデルでした。しかし、2022年1月時点で、全世界のアプリのうち有料アプリが占める割合はわずか3%にとどまっています。今ではほとんどのアプリを無料でダウンロードできるため、有料アプリが市場競争を有利に進めるには、独自の価値を打ち出す必要があると言えるでしょう。

  • アプリ内購入

アプリ内購入ベースモデルでは、アプリを無料でダウンロード・利用でき、インストール後にユーザーがアプリ内のアイテムやイベント、コンテンツを購入することで収益が発生します。また、アプリ内購入(IAP)はユーザー体験を向上させます。仕事効率化アプリの機能アップグレード、フィットネスアプリの限定コンテンツへのアクセス、ゲームアプリのアイテムやレベルアップなど、その種類はカテゴリーによってさまざまです。直近のdata.ai のレポートによると、2022年の世界のアプリ内購入の消費者支出額は3,800億ドルに上ると予測されています。

  • アプリ内広告

この収益化モデルでは、パブリッシャーはユーザーに無料でダウンロード可能なアプリやコンテンツを提供します。アプリのセッション中にサードパーティの広告が配信され、広告へのクリックや広告閲覧の度に収益化される仕組みです。たとえば、動画リワード広告はアプリ内広告のひとつで、ユーザーはフルスクリーン広告を視聴することで収益を得られます。リワードには、アプリ内通貨やレベルアップなどが該当します。

アプリ内広告では、パブリッシャーがユーザーに無料でコンテンツを提供できるため、ダウンロード数は通常有料アプリよりも多くなります。アプリ内広告は、以下で説明するフリーミアムモデルで多く使用されています。

  • フリーミアム/サブスクリプション

多くのアプリに選ばれているフリーミアムモデルでは、ユーザーは無料でアプリをダウンロードできます。ユーザーは基本的に無料でアプリを使用できますが、一部の機能は有料ユーザーだけに限定されます。ユーザーがプレミアムコンテンツを見たい場合や、広告無しのプランを希望する場合は、アプリ内購入やサブスクリプションの登録が必要です。

Spotifyは、フリーミアムモデルを活用している最も有名なアプリです。ユーザーはアプリをダウンロードし、無料の広告付きプランでコンテンツを聴くことができます。しかし、Spotifyには、ユーザーが月額や年額のサブスクリプションに登録して、音楽やポッドキャストを広告なしで楽しめるオプションもあります。

フリーミアムモデルを活用したアプリを構築したいとお考えですか?このアプリ収益化モデルの詳細については、フリーミアムアプリの作り方:注目したいメリットとベストプラクティスをご覧ください。

  • 無料体験期間

アプリの無料体験期間を提供することで、開発者は有料アプリの機能をユーザーに効果的にアピールできます。ユーザーは、一定期間無料でアプリをダウンロードして試すことにより、有料アプリをダウンロードするかどうかを判断できるからです。たとえば、AmazonのオーディオブックアプリAudibleは、サブスクリプション登録者に1ヶ月に1つオーディオブックを無料で提供しています。また、1ヶ月間の無料体験期間を設けており、興味を持った顧客は、サブスクリプションに登録することなく気軽にサービスを体験できます。

  • スポンサーシップ

この収益化モデルでは、アプリ開発者は企業に対してアプリ内でのブランドプロモーションの機会を提供することで、スポンサーシップを募ります。スポンサーシップは通常、大規模なユーザー層を抱えるアプリに効果的です。しかし、ニッチな市場で知られているアプリの場合、関連企業がアプリのユーザー層に関心を持つ可能性が高いという利点もあります。

スポンサーシップモデルでは、アプリ内広告とは異なり、開発者は広告を配信するためにアプリをアドネットワークと連携させる必要がありません。代わりに、静的な広告が使用される傾向があり、スポンサーブランドのニーズに合わせて制作されるのが一般的です(スポンサーのロゴをアプリの読み込み画面に表示するなど)。

モバイルアプリ収益化プラットフォーム

モバイルアプリ開発者の多くは、高品質のモバイル広告から簡単に収益を発生させるため、アプリの収益化プラットフォームとしても使えるアドネットワークを選んでいます。このようなプラットフォームは通常、開発者のアプリマーケティング、収益化、分析をサポートします。以下のプラットフォームはアプリ収益化のためのさまざまなツールを提供しており、多くの開発者に選ばれています。

人気のアプリ収益化プラットフォーム:

  1. Google AdMob
  2. AppLovin MAX
  3. Chartboost
  4. Unity Ads
  5. IronSource

アプリの収益化をサポートするAdjustソリューション

Adjustでは、アプリ開発者がアプリ内収益化を正確に計測できるよう、ユーザーレベルでの広告収益計測を提供しています。これにより、特定のユーザーが発生させる具体的な収益額、流入元となったチャネル、さらにその他のユーザーの行動情報を簡単に確認できます。ユーザーレベルでの広告収益計測では、さまざまな広告、広告配置、広告商品に対するユーザーのエンゲージメントについてより詳細なインサイトが得られることから、Adjustをご活用いただくと、このような情報を活用してユーザー獲得戦略を最適化できるのです。

Adjustの広告収益連携について、詳しくは広告収益のレポートをご覧ください。

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