リアトリビューション | Reattribution
リアトリビューションとは
リアトリビューションは、一定期間アプリを使用していなかったユーザーがアプリに戻ってきた際に発生する、休眠復帰のアトリビューションです。リターゲティングキャンペーンなどによってアプリに戻ってきたユーザーのアトリビューションを指します。
多くのユーザーは、アプリをインストールしても、次第にアプリに興味がなくなり使用を停止するか、アプリのアンインストールを行います。一度でもアプリへの興味を示したユーザーなら、リエンゲージメントキャンペーンの対象になりえます。アプリを休眠復帰したユーザーを示すリアトリビューションは、アプリを恒常的に使うロイヤルユーザーや新規ユーザーとは区別されます。
リアトリビューションはアトリビューションが再度行われることなので、アトリビューションされた流入元がすでに存在します。ユーザーが最初にアプリに流入した経路(アトリビューション)があり、さらに2番目のソースとしてリアトリビューションが存在します。
リアトリビューションが重要な理由
リアトリビューションを計測することで、ユーザーが再びアプリを開くきっかけとなったキャンペーンやクリエイティブを確認することができます。このデータをリターゲティングキャンペーンの最適化に利用して、しばらくアプリを使っていなかったユーザーをアプリに呼び戻す施策が行えます。
リアトリビューション期間とは
リアトリビューションを理解するために、まずはアトリビューション期間の定義を知ることが大切です。Adjust管理画面にある「非アクティブ期間」は、既存ユーザーがどの程度の期間、アプリを使わなくなったら休眠ユーザーとするかを決める設定機能です。「リアトリビューションウインドウ」は、休眠期間を経てユーザーが再起動するまでに接触したAdjustトラッカーの有効期間を決める設定機能です。これらの設定を正しく行うことで、インストールが起こされた経路とは別のキャンペーンによってユーザーがアプリを再起動した場合、その再起動を促した経路に成果を計上できるのかどうかを確認することが重要です。
Adjust管理画面上でのデフォルトはどちらも7日に設定されています。この意味は、既存ユーザーが7日間アプリを開かないと「非アクティブ」と定義され、その後、Adjustトラッカーに接触したときから7日以内にアプリを再度開いた場合、この再起動を促した経路に成果が計上されるということです。
どちらの期間についても、マーケターが自由に設定・変更することが可能です。
リアトリビューションとAdjust
リアトリビューションによって、アプリに戻ってきたユーザーが、どの経路から来たかを明らかにすることができます。Adjustを使うことで、どんなリエンゲージメントも計測、記録、分析することができます。休眠ユーザーに対して、もっとも説得力のあるメッセージは何か、またユーザーが確実に戻ってきているかどうかを、正確に把握します。
リターゲティングキャンペーンに役立つAdjust機能の詳細は、ヘルプセンターでご確認ください。
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