コールバック | Callback

用語集 コールバック | Callback

コールバックとは?

コールバック(ポストバックとも呼ばれる)とは、サーバーが他のサーバーを呼び出してデータを受信(ping)することを指します。コールバックはマニュアルで実施することも自動化することも可能で、特定のアクションやイベントがアプリ内で発生した時にトリガーされます。

Adjustは動的マクロのセットであるプレースホルダーをサポートしており、ローデータとしてリアルタイムにコールバックを送信します。プレースホルダーが使用できるかどうかは、Adjustと企業の関係によって決定されます。

コールバックが重要な理由

サーバーベースのBIテクノロジーを使う企業にとって、コールバックは重要です。あるサーバーから別のサーバーにデータを渡すための手段として、アナリティクス管理画面など、サーバーに付属する管理画面やツールに情報を渡す場合に必要です。

つまり、定常的にトリガーされるコールバックによってデータ品質に確信を持つことができ、データの正確性に対する疑念を払拭することができます。

企業がマーケティングパフォーマンスの信憑性を裏付ける上でも、データは大きな効果を発揮します。リアルタイムに更新されるデータにより、開発者は必要な変更を素早く行うことができます。

例えば、機能の不具合が原因でユーザーが離脱するような事象は、クラッシュレポートに対してコールバックが設定されていれば、早急に問題を特定し対処することができます。あるいは、アプリ内の購入イベントに対してコールバックされるよう設定すると、プッシュ通知キャンペーンの後に購入が増加しているかどうかを確認でき、その施策が成功していたら、より大規模な投資に踏み切ることができます。

コールバックについての考慮点

コールバックを使用する際は、トリガーされるタイミングについてしっかり検討することが大切です。どんなイベントに対してもコールバックをトリガーさせることはできますが、コールバックを全てのイベントに要求すると、2つの問題が発生する可能性があります。

1つ目は、コールバックを全てに要求すると、内部サーバーに大きな負担がかかります。これは、サーバーへのアクセス(アプリ自体を含む)に支障が生じ、パフォーマンスが低下する可能性があることを意味します。

2つ目は、データ量が大きいあまりに、分析が困難になる可能性があります。企業は、事業の効率化のために、データをどの程度分析したらよいかを検討する必要があります。とはいえ、ユーザーファネルの各ステージでコールバック設定をしておくことで、リターゲティング分析に向けて優れた価値を提供することができます。離脱ユーザーを正確に把握したり、ユーザーがあるステップから次に移る際に、どの程度の間隔が必要だったかを知ることができます。

コールバックと Adjust

Adjustは、リアルタイムコールバックを提供するモバイル計測システムです。Adjustのヘルプセンターには、コールバックに関する技術的な情報や、追加イベントを選択する方法、データを効果的に取得してカスタム分析に使用する方法などを紹介しています。プレースホルダーの全リストは、こちらからご確認いただけます。

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