離脱率 | Churn rate

用語集 離脱率 | Churn rate

はじめに

離脱率の定義は、アプリの利用を止めたユーザーの割合です。これには、アプリの利用が途絶えてセッションを開始しなくなった顧客や、アプリをアンインストール(削除)した顧客が該当します。これら2つのケースのどちらによって離脱を定義するかは、アプリのカテゴリーとビジネス目標によって決まります。たとえば、顧客離脱率とは具体的に、アプリの製品やサービスの利用を止めたユーザーのコホートを指します。この指標は、サブスクリプションモデルを採用するアプリにとって特に役立ちます。

基本的には、離脱率とは一定期間にアプリの利用を停止したユーザーの数を意味します。

離脱率が重要な理由

アプリの離脱率が高い場合、ユーザー獲得に多くの費用を投じているにも関わらず、ユーザーから最大限のROIを引き出せていない可能性があります。問題が何かを特定することで、ユーザーの継続率を高め、結果的に収益を増やすことができます。しかし、一部のモバイルアプリカテゴリーでは高い離脱率が前提となっています。例を挙げると、ハイパーカジュアルゲームの開発者は、離脱率の高さをビジネス戦略全体において避けられないことと捉え、それに対応したモデルを採用する傾向があります。

離脱率の計算方法

アプリのニーズに合わせた離脱率の計算を行うには、まず、休眠ユーザー、アプリをアンインストールしたユーザー、サブスクリプションを解約したユーザーのどれを計測するのかを決定します。次に、年間や月間の離脱率、あるいは別の期間など、対象となる期間を選択します。

アプリ内イベント計測は、ユーザーがライフサイクルのどこで離脱する傾向にあるかを具体的に確認するのに役立ちます。これにより、どの期間で計測するのが最も有効か、離脱を減らすために対応が必要な箇所がどこかが明確にわかるようになります。

離脱率の計算式

離脱率は、ある期間にアプリを離脱した顧客を、その期間の初めの顧客数で割ることで算出できます。

離脱率の計算式

優れた離脱率とは

マイナスのKPIがプラスの結果を表すというのは珍しいケースですが、マイナスの離脱率は、アプリが新規・既存顧客から得た収益が、離脱したユーザーによって失った収益を上回っていることを意味します。

離脱はアプリビジネスにおいて自然なことでもあります。ユーザーによっては、あるアプリが気に入らなかったり、より自分のニーズに合う別のアプリを見つけたり、あるいは単純にその機能が必要ではなくなる場合もあるでしょう。とはいえ、離脱率がアプリにとって重要なKPIであることに変わりはありません。

ユーザーの離脱率を分析することで、アプリ開発者はUXの改善や機能要件の最適化、価格の変更など、顧客を維持するための対応が必要かどうかを知ることができます。離脱率のベンチマークは、アプリのカテゴリー、地域、オペレーティングシステムによって異なります。

ユーザーが離脱したからといって、二度とアプリを利用してもらえないわけではありません。さまざまな方法でユーザーをアプリに呼び戻すことができるということを覚えておきましょう。

アプリユーザーのライフサイクルを理解するためのガイドで、離脱率をKPIとして活用した事例をご覧ください。また、優れたアプリ継続率の条件や、アプリの継続率を高める10の方法も併せてご確認ください。

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