用語集 Retention Rate

モバイルマーケティング用語集

継続率 | Retention Rate

継続率とは

継続率とは、インストールの後に一定の日数が経過しても継続してアプリを使用しているユーザーの割合です。1日に少なくとも1回以上のセッション(アプリの起動)を起こすユニークユーザーの数を計上し、これを特定のコホート期間のインストール数で割ることで算出されます。

継続率が重要な理由

継続率は、時間経過に伴うアプリのパフォーマンスをユーザー単位で評価する際に役立ちます。一般的に、継続率が高い方がアプリが優れていると評価できます。ユーザーのアプリ使用が長期間であればあるほど、アプリ内エンゲージメントが多数発生し、収益化の機会も拡大するからです。

継続率は、アプリユーザーが離脱する理由を検討したり、アプリの全体的な評価を行う上で非常に有効です。これにより、ユーザーの顧客生涯価値 (LTV) の改善点をピンポイントで確認できます。

分析データから、30日間でアプリの継続率がどのように変化するか確認できます。例えば、特定のアプリ内イベントで継続率が低下している場合、そのポイントを過ぎても興味を持ち続け、エンゲージメントを維持できるユーザーを増やすことがマーケターの目標となります。ゲームの場合、オンボーディング期間の終わりが該当します。Eコマースのような分野では、いつ購入が発生するかを理解し、その時点に合わせて最適化を行います。

継続率は、アプリの寿命に関する潜在的なインサイトを提供します。また、継続率のベンチマークのKPIの設定を、アプリカテゴリーによって調整することが必要です。例えば、旅行予約アプリの場合、ユーザーは飛行機に乗る前に旅行アプリをインストールして航空券を購入しますが、旅行が終わったら、アプリをアンインストールする可能性があります。このような場合は7日後の継続率が低くなりますが、旅行アプリにおいては一般的な傾向です。

アプリの継続率を向上させる方法

継続率を向上させる方法は様々あります。

1. UXをパーソナライズさせる方法を常に検討する

万人向けのアプローチでは十分とは言えません。ユーザーの注意を引く優れたユーザー体験を長期間にわたって提供することが大切です。ユーザーをセグメント化して、リターゲティングキャンペーンの効果を向上させましょう。

2. メッセージを調整する

アプリ内キャンペーンからPush通知まで、クリエイティブは強力なツールとして機能し、継続しているユーザー数に大きな違いを生みます。アプリが対象とする市場によりますが、アプリから離れてしまったユーザーを引き戻すために、別のユーザーの口コミを活用する方法などが考えられます。

3. ボトルネックを特定する

ほぼ全てのアプリにおいて、成長の行き詰まりを感じる時点が訪れます。そのボトルネックが何かを明らかにすることで、競合相手よりもさらに優れたユーザー体験を提供できるようになります。例えば、ゲームアプリに数段階の難易度を持たせたり、新しいレベルに早く到達できるようにする、といったことが考えられます。

4. 製品のA/Bテスト

A/Bテストとは、広告の2パターンを用意し、どちらがより高い効果を得られるかを検証するテストを意味します。マーケティング施策を最適化し、オーディエンスによりリーチする広告を確実に見極めるための方法です。このA/Bテストを新しい機能に対して実施することで、アプリユーザーの離脱や継続率の低下を阻止しつつ、必要なインサイトが得られます。

5. 最初が肝心

多くの市場において、アプリがインストールされた最初の日がユーザーの顧客生涯価値 (LTV) を引き延ばす最大のチャンスです。ユーザーがアプリをインストールした最初の体験を最適化して、ユーザーがアプリを最大限活用できるようにしましょう。

継続率とAdjust

継続率は、Adjustの包括的なコホート分析に不可欠です。継続率からアプリにおけるユーザーアクティビティが確実に把握でき、またコホート期間を切り替えることで直近のユーザーアクティビティと長期的な変化を比較できます。コホート期間は、インストール後の日数、週数、月数が表示されます。Adjustのコホート機能の詳細はAdjustのヘルプセンターでご確認ください。