ブログ アプリのマーケティングにモバイル計測パートナーが必要な理由

アプリのマーケティングにモバイル計測パートナーが必要な理由

アプリマーケターの中には、モバイル計測プロバイダー(MMP)など必要ないと考える方もいるでしょう。しかし、こちらの調査によれば、マーケティングの改善にインサイトを十分に活用できていないと回答したマーケターは70%にのぼります。このことから、モバイルマーケティングを最適化する上で、正しい判断に必要なデータをもたらすアトリビューションの重要性は明らかです。「アトリビューションがもたらすインサイト」は不可欠だという点は多くのマーケターにとって共通の認識ですが、このブログ記事では、アトリビューションプロバイダーやMMPが今日のモバイルマーケティングで果たす重要な役割と、マーケティングに関する的確な意思決定にアトリビューションが欠かせない理由について説明します。

MMPの役割

モバイルアトリビューションとは、「広告費用をユーザーのエンゲージメントやインストールにアトリビュートするなど、特定の変数に基づいて2つのデータを紐付ける技術です」。アトリビューションにより、ユーザーがモバイル広告とどのように関わったかを理解できます。インストールのきっかけがアプリの動画広告の場合もあれば、ソーシャルメディアの場合もあるでしょう。この情報を特定し、記録するのがアトリビューションです。

つまり、アトリビューションは、ユーザーが広告を見てアプリをインストールしたかどうか、さらに、インストール後にどのような行動をとったのかを知るための手段なのです。

モバイル計測パートナーとは

「モバイル計測パートナー」や「アトリビューションプロバイダー」、あるいは「計測ツール」のプロバイダーと呼ばれるAdjustのような企業は、あらゆる種類のペイド広告でアプリマーケティングを行う広告主にアトリビューションサービスを提供しています。モバイル計測パートナーの主な仕事は、モバイルアプリのインストール(およびインストール後のイベント)をそのソースにアトリビュートすることです。

では、なぜモバイル計測を第三者に依頼する必要があるのでしょうか。広告主とパブリッシャーの間でデータをやり取りすれば済むのではないでしょうか。その理由をこれから説明します。

MMPによるアトリビューションの仕組み

例えば、あるアプリ(広告主)がアドネットワークのA社からトラフィックを購入し、A社がユーザーのデバイスに広告を出したとします。あるユーザーがその広告に興味を持ち、広告をクリックすると、アプリをダウンロードできるApp Storeにリダイレクトされます。そこでユーザーはアプリをモバイル端末にインストールします。ここで、モバイル計測パートナーは、広告を出したネットワーク名からクリエイティブIDまですべての情報を保存し、クリックとインストールが発生したことをA社に報告します。

アドネットワークのA社と広告主の間にインストールをアトリビュートする第三者が介在しない場合、A社は広告を都合の良いように操作できてしまいます。例えるなら、学生に宿題の採点を自分でさせるようなものです。アトリビューションプロバイダーは、信頼できるデータウェアハウスであると同時に、広告システムの公平性を保つための信頼できるパートナーでもあるのです。

アトリビューションプロバイダーのその他の役割

MMPの主な仕事は顧客のためにコンバージョンを計測して適切にアトリビュートすることですが、ほかにも、マーケティング戦略や効果の最適化を支援するためのさまざまなサービスを提供しています。また、多くの場合、マーケティングテクノロジースタックを強化するための一連のプロダクトも提供しています。以下の機能がその例です:

  • リターゲティングのためのカスタムオーディエンスのセグメント化と作成
  • コホート(共通の識別子を持つユーザーグループ)とそのアプリ内エンゲージメントの計測
  • アプリの詳細なユーザーデータが記録されたカスタムコールバックの受信
  • ディープリンクの利用と計測
  • データセットの結合による広告費用の最適化

このように、シングルチャネルのマーケターであっても、モバイル アトリビューション プロバイダーを利用することには数え切れない利点があります。

MMPを利用する10のメリット

  1. モバイル広告について常に公平で一貫したデータが得られる。 広告を提供または販売する側が、アトリビューションデータを100%客観的に計測するのは不可能です。一方、パブリッシャーから提供されるデータだけに頼ると、アドネットワークによってインストールのカウント条件が異なる(最終的には広告予算も異なる)ため、データの乖離が生じてしまいます。これは特に複数のプラットフォームでキャンペーンを展開する場合に問題になります。
  2. マーケティングの信頼性を向上できる。 多くの場合、アトリビューションプロバイダーは広告主が設定したパフォーマンス計測の基準を適用する責任を担います。例えば、広告に対するユーザーの最後のエンゲージメントがアプリインストールの数週間前であったにもかかわらず、アドネットワーク側がそのインストールを主張する場合があるかもしれません。すべてのインストールを一貫した方法で正しく計測することは、アトリビューションプロバイダーの重要な仕事の1つです。
  3. 正確なアトリビューションを提供できる。 Adjustが計測するエンゲージメントはすべて、ウォーターフォール モデルによってアトリビュートされ、優先順位の高いアトリビューション指標だけがチェックされます。Adjustの手法は透明性に優れ、カスタマイズが可能で、なによりも正確です。
  4. モバイル計測のスペシャリスト。 アトリビューションこそがAdjustの本業です。これまで何年もかけて、キャンペーン広告のパフォーマンスを計測し1つの管理画面でわかりやすく表示する方法を洗練させてきました。すべてのデータにすばやく簡単にアクセスでき、1つの管理画面で幅広いパフォーマンスレポートをチェックできるため、ユーザー行動に関する深いインサイトを獲得できます。
  5. 共有するデータの範囲を管理できる。 Adjustはプライバシーにも配慮し、どのパートナーと連携している場合でも、お客様のデータを安全に保つために役立つツールを提供しています。オーディエンスビルダーを使用すれば、独自のセグメントを構築できます。リターゲットしたいデバイスIDを検索して、そのリスト(のみ)を連携するパートナーに送信できるほか、残りのデータを非公開に設定することが可能です。
  6. 不正対策を任せられる。 Adjustのアドフラウド防止機能では、一般的なモバイルアドフラウドによるフェイクインストールを防止できます。そのため、オーガニックのトラフィックに不要な料金が発生することがなく、実際のユーザーのみを支払い対象にすることができます。
  7. データを統合できる。 Adjustを利用すれば、すべてのデータを1ヶ所にまとめられます。ソースが異なっていても同じユーザーであれば1人とみなされるため、料金を二重に支払わずに済みます。Adjustにより、アトリビューションのルールと基準が統一され、すべてのローデータに簡単にアクセスできます。
  8. ルールを自分で決められる。 キャンペーンの目標に合わせてアトリビューション期間を自由に変えることができます。レポートのタイムゾーンを活動拠点に合わせたい場合にも、簡単に切り替えが可能です。キャンペーンウィザードを利用すれば、キャンペーンごとにアドグループレベルまで詳細にロジックを管理できます。リダイレクトも、フォールバックも、ディープリンクも、管理画面からすばやく調整できます。
  9. 必要に応じて規模を拡大できる。 マーケティングが軌道に乗ったら、Adjustが次のステップを支援します。Adjustを利用すれば、新しいネットワークをいつでも試すことができます。Adjustが提携する3,000以上のパートナーなら、数クリックで連携の設定が可能です。これで心置きなく未知の領域にも挑戦できるはずです。マーケティングの規模を拡大する場合、単一のネットワークに頼るだけではユーザー獲得(UA)は困難です。1つのネットワークだけでは、新規ユーザーによる多数の質の高いインストールを得ることは不可能です。アプリの需要の急拡大が予想される場合は、オーディエンスの急増を上回る供給体制を整える必要があります。マーケティングチームがまずすべきことの1つは、信頼できるネットワークの支援を得て、新しいプラットフォームで新規ユーザーの獲得を目指すことです。
  10. リアルタイムのデータが得られる。 全てのモバイル計測パートナーがリアルタイムのデータを提供してくれるわけではありません。しかしAdjustなら、マーケティングデータを必要なときに入手できます。特別なイベントに際して入札が必要なアプリや状況の変化にすばやく対応する必要があるマーケターにとって、リアルタイムデータは極めて重要です。その重要性を理解しているからこそ、Adjustはリアルタイムデータをお客様に提供しています。

モバイル計測パートナーやAdjustについてより詳しく知りたい方は、こちらからお問い合わせください。お客様のニーズに合わせた施策やAdjust製品を活用した新しい戦略をご提案いたします。

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