ブログ 「2020年ハイパーカジュアルゲーム」レポートをリリースしました

「2020年ハイパーカジュアルゲーム」レポートをリリースしました

パンデミックによる政府のステイホーム対策により、自宅で手軽に楽しめるモバイルゲームに関心が集まっています。2020年3月には、世界のユーザーが1週間で12億ものモバイルゲームをダウンロードし、ゲームアプリのインストール数がこれまでで最多となりました。

しかし、2020年第1四半期に見られたゲーム市場の拡大は、全体的なトレンドを示すものではないかもしれません。ハイパーカジュアルは、新型コロナウイルス(COVID-19)が広まるはるか前からダウンロードチャートを席巻していました(2019 年に最もダウンロードされた新規ゲームの78%を占めています)。「ハイブリッドカジュアル」モデルを採用するタイトルが増加しているこのカテゴリーは、継続的に成長し、進化しています。

このゲームジャンルをさらに詳しく調査するため、AdjustはUnityと協力して、ハイパーカジュアルゲームのユーザー獲得の傾向とインストール後のパフォーマンスをベンチマークするレポートを作成しました。ゲーム業界のマーケター様はもちろんのこと、業界外の方にも参考にしていただける内容です。

以下は、レポートの1項目「新型コロナウイルスによるハイパーカジュアルゲームへの影響」の抜粋です。全レポートは無料でダウンロードできますので、こちらをクリックしてご一読ください。

新型コロナウイルスによるハイパーカジュアルゲームへの影響

世界的なパンデミックにより、至る所で社会や経済の混乱が続いています。ハイパーカジュアルゲームへの影響はどうでしょうか。Adjustの調査によると、新型コロナウイルス(COVID-19)がこのジャンルのユーザー数の急増に深く関わっていることが示唆されています。Adjustのインストール数とセッション数に関する6ヶ国の累積データを見ると、パンデミックに伴う政府のステイホーム対策が始まってから、ユーザーのハイパーカジュアルゲームへの関心がより高まっていることがわかります。

調査結果

  • ユーザーが自宅で過ごしソーシャルディスタンスを守っていることから、インストール数の世界的な増加という結果を生んでいます。2019年12月から2020年3月までの期間で、世界のインストール数は2倍以上(103%)になりました。増加率が最も高かったのは、12月から3月までの4ヶ月間で3.5倍に成長した中国です。
  • インストール数の増加に伴いセッション数も増加しています。ハイパーカジュアルゲームのセッション数は、すでに10億セッションを超えていた2019年12月に比べ、2020年3月はさらに72%増を記録しました。300%を超える増加で中国が首位に立つ一方、他国でもハイパーカジュアルは注目を集めました。例えばドイツでは、2019年12月に比べて2020年3月に69%増加しています。同時期の韓国は152%増、日本は137%増となっています。
  • 有料広告経由のインストール数とオーガニック経由のインストール数の比率を調べると、有料広告経由でインストールされたアプリの数は、80%(2019年10月)から59%(2020年3月)へと26%減少しており、比率が逆転しています。オーガニック経由のインストールの増加は、たまたまネット検索して見つけたゲームを試してみようと思ったユーザーが多かったことを示しています。

今後の課題は、ステイホーム対策が緩和された後のハイパーカジュアル系の持続の可能性と成長の見通しです。このジャンルは新規ユーザーに引き続き注目されるでしょうか。経済全体が回復するにつれて、広告インベントリー増加の傾向が逆転し、主要な指標とメソッドが新型コロナウイルスによる危機以前の平均値に戻ることはあるのでしょうか。この低下は利益に影響を及すでしょうか。

確実なことは何もありませんが、ハイパーカジュアルゲームのビジネスモデルは今後も存続していくと見られます。最適化と自動化の取り組みが定着する中、他の業種のモバイルマーケターにも関わることではないかと推測されます。

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